クリニックブログ

2017.03.13更新

みなさんこんにちは!!
視能訓練士の山口です。

よく患者様に「眼科はいっぱい機械があるのね。」と言われます。
眼科で視力や眼圧の検査を受けたことのある方は多いと思いますが、
当院では特に40歳以上の方を対象に一度はさせていただいている検査があります。

それはOCTと言う眼の奥の断層撮影ができる機械使っての視神経撮影です。
なぜ、40歳以上方なのかと申しますと、現在国内で緑内障に罹患される確率は40歳以降に
上昇する傾向にあり、20人に1人の割合で罹患していると言われています。
また、緑内障患者様のうち約9割の方が自分は緑内障と気がついていないということが調査でわかっています。

眼圧が高い=緑内障というイメージをお持ちの方は多いと思いますが、眼圧の検査が正常でも緑内障になってしまっている方は緑内障患者様の中に多く、これを早期発見するお手伝いをしてくれるのがOCTでの視神経撮影になります。

緑内障は進行すれば視野の欠けていく病気であり、一度失ってしまった視野は元に戻すことができません。
一度チェックしてみて何もなければ安心ですし、この検査により早期発見できればそこから定期的な経過観察、治療をスタートして進行を最小限に抑えることができるのです。

年齢に問わず、気になる方は一度眼の健康診断としてチェックしてみるのもいいかもしれませんね。

投稿者: 川崎おぐら眼科クリニック


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